納豆図鑑: 2006年10月アーカイブ

 まさに今時の考えに考えたデザイン、そして納豆名であるな、これは。ボクとしては努力としては評価するが名前の長さにうんざりする。もっと素直に「一関納豆」とかできんのかね? と言いたい。
 ただし味は抜群にいい。青味がかった大粒の大豆に甘めのタレ、納豆臭さはほとんどない。子供など「大好き」な納豆だと大喜び。容器の利便性とあいまってボク以外の家族は「今年いちばんの納豆」と評価している。

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鈴清食品 岩手県一関市中里字在家65

 旅先でもついつい買って帰ってくるのが、納豆。納豆というのは高いものでも200円くらいだから、納豆フェチがお土産に買って帰っても、安心、お安い趣味なのだ。
 そして長野への旅で見つけたのが「川中島納豆」なのである。いかにも武田信玄、上杉謙信の両雄が真正面からぶつかり合った川中島の合戦にあやかったがごとくであるが合戦場に近い上に、その名に恥じぬ味わいであるのが偉い。またパッケージに川中島の合戦をイメージしたイラストがあり、これも「お土産物」として使える要素となる。

 話はそれるが1553年から始まる数度の川中島の合戦、早い時期に雌雄が決していたら歴史は変わっていただろうか? 桶狭間は1560年であり、織田信長はこの時期、清洲に城を移したばかり。でもボクの歴史認識からしたら武田、上杉では天下はとれそうに思えない。どう考えてもこの両雄は古い(日本では中世)室町大名の延長線上にあったとしか思えない。絶対に不可能であったとは思うが仮に全国支配が果たせたとしても、足利幕府同様脆弱で不安定な政権となっただろう。

 さて閑話休題。
 今回の川中島納豆は食べていて頬がゆるむほどの逸品。大粒大豆の風味、納豆菌のノビノビした健やかさ、そこから生まれてくる旨味、これらすべてよく、毎朝食べてもいい。

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増屋納豆店 長野市篠ノ井布施高田

 福島県楢葉町の道の駅「ならは」で買ったもの。いたって普通の優良な納豆である。中にタレ、外にゴムバンドにつけた青海苔、辛子が付いているのは手作りの感があっていい。
 ボクのように偏屈極まりない旅をしていると、通り過ぎる町も「地物ならではの産物、加工品があるか?」なんてことで評価するのだけれど、「地納豆があるのか?」というのも重要なポイント。その点、絵柄が面白い「ならは納豆」は「楢葉町」ひょっとして見る価値ありか? と思わせるに充分だ。
 さて、その絵柄だが、桜と鳥居、なぜか滝、この絵柄がまことに情緒があってよろしい。これはきっと楢葉町の名勝なのだろう。ここに説明があると観光客にはうれしいんだけどな。
 まあ納豆をお土産に買うのも少数派であり、地元で愛されている地納豆にそこまで求めるのはおかしいかな。でもこれが1個73円は安い。
●この絵柄がどこを描いたものかわからなかった。残念だ。

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ならは納豆 福島県双葉郡楢葉町大字北田字細内69 電話0240-25-2037

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