これは決してボクにとってのB級グルメではない。我が家の子供たちの、しかも現在進行形のB級グルメなんである。そして本当は「一休さん」ではなく「さるかに合戦」が子供たちのお気に入りなのであるけど、ともかく同じシリーズ商品なのでボクにはどっちでもいいのだ。今回のは「さるかに合戦」がなくて、じゃあ「一休さん」でもいいだろうと思って買ったら、子供たちから猛反発を食らってしまった。生意気な子供たちめ。結局「一休さん」だって「すきすきすきすき、すきすき、一休さん」と唄いながら全部食べてしまったくせに。
さてこの「やま磯」のある広島県は海苔や小魚を使った加工食品メーカーの多いところのようだ。前回の三島食品もそうだが、関東ではともに人気がある模様。だから八王子を始め、三多摩地区のスーパーではどこにでも置いてある定番商品となっている。
そして「やま磯」が作る“昔話しふりかけ”、不思議なことに「一休さん」と「さるかに合戦」をよく見かけるが、他の2種を見かけることがない。ちなみに「一休さん」は海苔と玉子、「さるかに合戦」は海苔と胡麻である。「一寸法師」は小魚が「金太郎」はカツオとよく見ると基本は海苔にあるようだ。それで「やま磯」のホームページを見ると、この会社、本来は海苔のメーカーなんだというのがわかる。
でも海苔玉で「一休さん」というのはキンカン頭が玉子を思わせる? 「一寸法師」だから小魚、カツオという勇壮な魚で「金太郎」もわからなくもない。じゃあどうして「さるかに合戦」にカニが入っていないんだろう? 理解できない?
これは蛇足だが、この“昔話しふりかけ”の容器がとても二次利用しやすいすぐれものである。我が家ではちょっとした常備菜などをここに入れているし、八王子名物「魚茂」のイカの塩辛の容器にもなっている。味とは関係がないが、これも重要なことではある。
やま磯 広島市安芸区矢野新町2丁目3番12号
http://www.yamaiso.co.jp/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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福島県郡山市会津高田納豆の「会津熟成納豆」