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朝方市場に行き、あとはずーっと自宅にこもりっきり。
膨大なデータと格闘する。
こつこつなにかを調べるのが遊びだったのに、
だんだん『仕事」になってきてしまって、
このとじこもりが辛くなってきている。

午前6時起きなので朝ご飯は市場めし。
本日は、すなおにラーメン。
最近では『市場寿司』での打ち合わせが多く、
必ず試行錯誤した握りを数かん持ち帰っている。
帰宅して撮影すること多々多々。

昼ご飯も撮影した料理で、これはあくまでも撮影するためで
食べたいから作るものではない。
が、今日などは比較的お昼ご飯らしいものだった。
主菜は普通は天ぷらにするギンポをフライに。
サニーレタスとサラダカラシナのサラダとタルタルソース、洋辛子をつける。
小鉢にもサラダ。
中国産のワカメを山口県で湯通し塩蔵ワカメに加工したもの。
これを塩出しするためにささっと流水で水洗い、
そのまま水に5分つけ、またささっと洗う。
湯通し塩蔵ワカメはこれだけで食べられる。
これに新玉ネギを合わせて、
八王子総合卸売センター総市商事部で買った
キューピーのフレンチドレッシング。
みそ汁は島根県隠岐産の乾燥アラメを水でもどし(約20分)、
ニンジンと合わせてみそ汁に。
だしはウルメイワシの煮干し。
ご飯は軽く一膳。
そしてヨーグルト。

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疲れていると、体力的にも心の方もボロボロだったりすると、
ついつい甘いものが恋しくなる。
ボクの場合、「甘いもの」とは音楽、書籍、食べ物だけど、
疲れているときに聞くのはPPMだったりS&Gだったりブルックナーだったり、
読むのは宮沢賢治に井伏鱒二。
聴くのも、読むのも子供の頃かっら好きなものばかり。

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でも食べる甘いものは非常に多彩だ。
日本各地を歩いているので、土地土地のものを買ってきて、
「おいしい」と幸せになれる。
今回のものは尾鷲市九鬼にある錦花堂『九鬼水軍 虎の巻』。
九鬼の港の水辺にあり、九鬼なので「九鬼水軍」というのがいい。
静かな静かな漁村の片隅にひっそりある上品なたたずまいの店で
予約があるのでと断られて、一本だけしか分けていただけなかった。

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要するに虎巻きというやつで、堅いカステラ生地を虎模様に焼き上げ、
カンテンで寄せたアンコを巻き込んだもの。
まことに素朴ながら味は非凡。
なんともあんこがうまい。
甘さがほどよく小豆の風味が生きている。
生地もしっとり好ましく、1本しか買えなかったのが返す返すも残念であった。

ちなみにこの菓子を教えてくれたのが市長の岩田昭人さんなのだけど、
日本酒だけでなく、甘いものも大好きなんじゃないかな?

錦花堂 三重県尾鷲市九鬼町1171-4

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今や納豆は全国区の食品であるが、
四国徳島県貞光町1950年代生まれのボクには
上京するまで遠い遠い存在だった。
上京してすぐに好きになったのは、
我ながら根っからの納豆好きなのだろう。

初めて納豆を食べてからすでに30年以上になる。
長く食べないでいると、禁断症状が出るくらいの納豆好きだ。
そんな納豆好きが、実はこれも30年以上前に食べて(のんで)
衝撃を受けるくらいに好ましく思ったのが納豆汁。
たたいた納豆入りのみそ汁である。
渋谷の小さな居酒屋で締めに来たものを何気なく
口にして衝撃、感動を受けて、その濃厚さがなぜか
酒の胃の腑などへのダメージを取り去ってくれたもの。

うまいな、これはいい味だ。
酒の締めでもいいが、飯にも合いそう。
みちのく料理の店だったから、東北ならではの料理なんだろう
と思っていたら、下町などではほんの戦後になっても
納豆売りが路地、家々を尋ねて納豆を売り、
その納豆を汁用にとんとんとたたくサービスをしていたという。
すなわち東京でも普段の味わいであったのだけど、
多摩地区にいるせいだろうか未だに遠い味わい。

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この縁遠い納豆汁を身近に引き寄せてくらるものを
東京八重洲にある山形県のアンテナショップで発見。
たたいた納豆にみそを合わせているのだけど、
なんともいえずいい味の納豆汁が手軽に出来る。
そして改めて発見したことがある。
納豆汁は酒の後にもってこい、なのである。

篠原商店 山形県新庄市沼田町6-32


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