富士吉田の「うどん」を食べ歩いていて、こまるのが多くの店が昼過ぎには終了してしまうことだろう。そんなときに茶饅頭を買いに立ち寄った店が食堂も兼ねていて、うどんも品書きに並んでいる。
寒いし疲れたのでとにもかくにも入ってしまったという店である。入ると右手に厨房。厨房に窓が開いている。左手に小上がりの座敷。すばり「吉田うどん」というのがあり、少々はいったのを後悔する。この手のやり口は嫌いなのだ。
それでもきつねうどんの味わいはなかなか悪くない。どことなくあか抜けないがしょうゆ風味の勝った濃い煮干し出汁の味わいがいい。また手塩皿に盛られた山椒風味の薬味が何とも言えずうまい。
ちょっと店の雰囲気からして富士吉田でうどんを食べると言う向きにはもの足りない店ではあるが、ここに富士吉田うどん界の底力を見てしまった感じだ。
べんけい 富士吉田市下吉田805
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矢場とん東京銀座店の「わらじとんかつ」
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