群馬県館林市「正田醤油」のうどんスープ

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 中野の製麺所で、うどん玉を買っていて見つけたもの。1袋・数十円ではなかったかと思うのだが慌ただしくてレシートをなくしてしまった。
 さて「うどんスープ」というとヒガシマルが思い浮かぶのが西日本出身者、まさか関東、しかも群馬にもあったなんて驚き。しかも袋のデザインが面白すぎる。このデザインなど昭和30年代によく見かけた、なんだか懐かしい雰囲気のものだ。五角形に正、「正田醤油の」が太ゴシック、点点々が丸くたぶん丸ゴシックのもの。「うどん」も特太丸ゴシックかな。「スープ」の書体もいい。また真下にあるどんぶりを重ねたような変な物体が気が抜けていてこれまたいいのである。これなど宮川泰の「ウナ・セラ・ディ東京」が今時のオリジナリティのないバカ作曲家にかけないのと同じように出来ないデザインだ。
 さて話が変な方向から始まってしまったが、この粉末スープがなかなか味がいい。正田醤油が粉末スープを作り始めたのが昭和38年とのことだから、味わいは群馬の地のものだろうか? 味わいとしては関西とは大きく違ってかつお節でも昆布でもない一般的な「出汁」の味わい。ここに醤油のコクがあり、色合いはやや濃い目。フリーズドライのネギが入っているので、何もない午後に、「うどん玉だけ買ってきて、即席に」というあんばいが便利極まりない。
 これだけの味わいを作るんだから「正田醤油」の醤油も買ってみたいと思うのだ。

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正田醤油
http://www.shoda.co.jp/info/index.htm


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このページは、管理人が2006年7月13日 13:17に書いたブログ記事です。

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