立ち食いそばでは都内でも屈指の店である。その立川駅下り線ホームのが良かったのだが、なぜか今はなくなってしまった。このあとに明らかにJRとのコネクションがあるだろう、つまらない「あじさい」、「小竹林」なんかが来ると困るんだが大丈夫だろうね。
さて、「奥多摩そば」で夏に注文するのが、「冷やしかけ」300円、その他の季節は「おでんそば」380円である。今回の画像はスタンダードな薩摩揚げであるが、厚揚げ、卵にすることもできて、個人的には卵がすき。このゆで卵を箸で突きこわしながら、最後に汁と一緒にすするのが何とも言えずいい。
このような食べ方が出来るのは出汁の味がいいからだ。たぶんしっかりさば節かなんかでとっていて、ついつい最後まで飲み干してしまううまさである。また麺もとりたてていいとというものではないが、無難なものを使っている。立川に来ていい昼飯屋が見つからなかったらお勧めの店であるし、途中下車して食っても満足できるはずである。
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