2006年1月9日(火曜)押上から錦糸町

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 たつきしごとが終わり、まだ5時前だというのに夕暮れ迫る街に出る。ときどきのぞく古本屋に本がないので表で50円均一を一冊もって奥へ行く。
「あの、本がありませんね」
「あ、そうなんです。明日から浅草松屋で古本市があって、そちらに送っちゃって」

 地下鉄神保町駅から半蔵門線で隅田川を超える。時間がないので押上から、業平、横川、錦糸町と短い距離を歩く。この無駄歩き、本当に得るものがなかった。

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やっと下町らしい煎餅屋を見つけたら。「もうここでは焼いていないんです」という寂しい答えが

 落胆して錦糸町駅そばの「洋食 斉藤」という店でメンチカツを食べる。このメンチカツはおいしかった。
 そして駅前から突然聞こえてきたのがケーナとチャランゴの「コンドルは飛んでいく」。赤いマントが見えて、間違いなくペルーの人、名演だ! 懐かしい! サイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」を始めて聞いたのが確か中学二年のとき。アルバム「明日に架ける橋」は3度買い直している。

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 たぶん30年振りに錦糸町、総武快速のホームに立つ。ホームの東よりにコンビニがあり、中央年のオヤジがいっぱい群れている。何をしているのかというと缶ビールやワンカップを買っているようなのだ。それをホームの椅子に座って飲む。なんとも空しく寂しい光景であることか、でも身につまされるな。
 錦糸町から総武快速で東京駅。ちょうど滑り込んできたのが中央快速の新車両。
 車内は山手線と同じじゃないだろうか。4人、7人、7人がけの座席、そしてシルバーシート。椅子が一人ずつ区分されているのがいい。またドアの上に画面があり、中央線で青梅行きにのったのか、高尾行きにのったのか? などがわかって便利だな。でも片方の画面の映像はまったく意味がないもの。ニュースなどを文字で流して欲しい。また明らかに振動が軽減されて乗り心地がいい。駅に止まる直前に腹の虫のように「クウウウウウウー」と泣くのもいい感じだ。また一番端っこは居眠りしやすいぞ。


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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このページは、管理人が2007年1月10日 13:13に書いたブログ記事です。

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