文京区湯島デリー上野店の「インドカレー」

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 湯島から御徒町まで歩くのは、ボクの大好きなお散歩コース。松坂屋で『まる赤』の干物の値段を見たり、アメ横を覗いたり。そのとき通り過ぎるのが、スタンドカレーの店に毛が生えたほどの造りの「デリー上野店」である。
 実はこの店の正式な店名は今回初めて知る。過去に2,3回入っているのだが、「まずい」という印象が残っているだけ。そこでほぼ15年くらいぶりに(前に入ったのはいつ頃だろう覚えていない。この年になると、年数がわからなくて困る)はいる。やっぱり造りはいたって庶民的である。これでいちばん安いのがインドカレーの800円というのがアンバランスだな。
 さて、今回もインドカレー。ここのはどろっとしていなくてスープ状。そこに小島を作るように鶏肉、ジャガイモがあり、粒状のものはカルダモンだろうか?
 そう言えば、これどうやって食べるんだっけ。まあご飯にかけながら食べる。イギリス風のものはスープに旨味があり、それはまさに「スープ」なのだが、ここのはまさにインド風。スープは香辛料を炒め溶かし込んだもの。だから辛いものの旨味は薄い。すなわちここで味わえるのは香辛料そのものの、と言えそうだ。そこにやや硬めの鶏肉があって、付け足しのようなジャガイモ。
 最近インド料理の店が都内にもどんどん増えてきている。その多彩さからすると、この「デリー」はややもの足りない。でもこのような香辛料の辛み、組み合わせの妙を味わうのもときにはいいものだと、今回再認識する。

デリー上野店 東京都文京区湯島3-42-2


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湯島駅から徒歩3分ほど、インド・パキスタン料理「デリー 上野店(DELHI)」を初訪問。昭和31年創業、“日本人による最初のインドカレー専門店”であり、カレー専門店の草分け的存在な老舗だ。デリーのメニューはカレー単品の他、タンドリーチキンや、スープが付くセットメニューなど。カレーには★1〜5まで5段階の辛さがあり、★1つで他店の中辛程度、という超辛口指向。シャーヒー カレー¥900-オーダーは★1つ、“ベジタリアン向 やや辛口”という表記の「シャーヒー カレー」を。平皿のライス付きで、カウンター上のアチャールとキュウリのピクルスはセルフサービス。シャーヒーカレーには、大きくカットされた野菜がゴロゴロ!ニンジン、トマト、おくら、玉ねぎ、じゃがいも、ナス、マッシュルーム、と実に7種類も入っている。程良い火の通り加減で、食べ応えばっちり。この白いのはココナッツファイン?ルーはさらさらのスープ状で、口に含んでからワンテンポ、間を置いてピリリとくる辛さ。ココナッツミルクの甘さはかなり抑えられていて、トマトの酸味でさっぱり爽やかな味わいだ。ご飯との相性も良く、クドさが無く軽いので手を休めずにバクバクと食べられる。ヘルシー&程良い辛さの、誰にでもオススメできる一品だと思います!上野店限定のカレーがあったり、月曜のみ提供するカレー、そしてレトルト販売まで、ここ1店舗だけでも色々な楽しみ方が出来そうなお店。年中無休で通し営業なのも嬉しいです。上野のおみやげはアメ横とデリーで決定!? 続きを読む

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このページは、管理人が2007年4月22日 12:05に書いたブログ記事です。

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