まずはブランド名に拍手を送りたい。うまい! としか言いようがない。でも反対にパッケージは面白いけど、うまそうには見えない。鳴門キョーエイ(徳島でマルナカと勢力を二分するスーパー)の店内で、一瞬、このうるさいパッケージに手に取ることを躊躇させられた。でも手が伸びてよかったなーー。この平凡ななんの工夫もないパック入りの豆腐が非常にうまい。
今流行の「甘味」を前面に押し出した豆腐ではなく、大豆の旨味が生きている。しかも食べていてとても後味がいい、旨さの余韻が心地よい。これなら毎日食べても飽きないだろう。豆腐でご飯を食べるのが大好きなボクにとって朝ご飯にあると幸せな豆腐だ。東京のスーパーにも出して欲しい。
豆腐の形態から徳島の地のものではない。ホームページを見ると京都で修業した創業者が始めたと言うこと。だから豆腐の基本的な味わいは京風ということか。ととと、もうひとつ気がついたのが、創業が平成3年(元号は嫌いだ)ということは太子屋というのはまだ若々しい会社ということになる。しかも大阪を含めて支店が10以上もある。東京に「うず潮とうふ」を見るのも間近かも知れない。
徳島県鳴門市撫養町小桑島字前浜244-1
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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新潟県十日町市『小嶋屋総本店』布乃利魚沼そば
創業平成3年ってのは株式会社化した年ってことで、実際に鳴門で営業を始めてからは30年近くなるはずです。
そうなんですか? 知りませんでした。確かにこれだけの豆腐はなかなか一朝一夕には作れませんね。