今のところ、徳島県でしか買ったことのない食べ物が「三宝煮」というもの。
まことにキッチュなもので、見た目がやたらに派手派手しい。
鮮やかなグリーン、レッドの手亡豆(てぼう 白インゲン)になぜか干しぶどう、甘いスルメイカにイリコ。
ようするに佃煮なんだろうけど、甘いにつきる。
初めて食べたのはたぶんボクが幼稚園に上がる前だから、50年近く前になる。
たびたび食卓にあるもので、なんとなく食べてしまっている。
これがどこからくるのか、まことに不思議な食べ物としか思いようがない。
徳島に帰るたびに、まだあるのだなー、と感慨深くなり。
ついつい買ってしまうのだけど、食べきれない。
ちなみに意外に子供たちが嫌いではない。
さて、徳島ならではの謎の食品だと思っていた「三宝煮」、裏を返して製造業者を確かめると、なんと兵庫県神戸市で作られているのだ。
じゃあ、徳島県でしか食べられていないわけではなさそう。
これでスーパーマニア(スーパーで売られる食べ物を探検するのが好きな)の目標物が一つ増えたのだ。
東宝食品 神戸市灘区船寺通1丁目2番6号
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