江戸川区の南小岩に暮らしていて、京王線府中に引っ越ししたのがもう、30年近く前のことになる。そして初めて府中に向かったときに食べたのが『C&C』のカレーなのだ。国鉄(当時)新宿駅西口から京王線に乗り替える通路にある立ち食いの店である。当然、値段も安くて当時300円ほどであったと思う。
ここで注文するのはカツカレーかポークカレーと決まっていた。これは懐具合で決まっただけであるが、このポークカレーが充分満足のいく代物であった。なぜならば、カレールーの中に大きなジャガイモが置かれてあったからだ。しかもこの店がいいのは、味がいいからに他ならない。立ち食いとバカにしてはいけない。カレーはしっかり辛い、そしてスパイシーさも程良く、なんといってもとても典型的なカレーの味わいがする。
現在もっぱらポークカレーを食べているのは揚げ物をセーブしなければならないため。これが380円で、肝心要のジャガイモがなくなったのはとにかく残念。それでも安くて味がいいのだから西口で買い物というときには昼食はここと決めている。
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