2006年9月 4日アーカイブ

 最近、どうしてこんなに慌ただしいのやら市場通いから、午前中の魚貝類のデータ整理。気がつくと都心に出かける時間がどんどん押し迫ってきている。当然、お昼ご飯を食べる時間もないなんてことになってしまう。そんなときに立川駅途中下車で寄るのが「奥多摩そば」なのである。いつもここでおでんそば(ゆで卵)を注文するのだが、カウンターでうまそうにカレーをかき込んでいるのを見つけて初めて挑戦してみる。これがなんと380円なのである。店で作っているものなのかはわからないが、このいたってノーマルなカレーがうまいのである。
 豚なのか牛なのかわからない。どちらかというと牛肉に見えるもの、玉ねぎかな? よく煮込んだマイルドなカレー。それがたっぷりのご飯に、これまたたっぷりかかっている。つけ合わせの福神漬けも見事だ。もっと腹減りならそばなどとのセットもいい。
 カレーを食いながら、おばちゃんに「下りホームの店はなくなったの」と聞くと「来年4月に出来るのよ」という。これはうれしい情報である。

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 あまりの衝撃に値段を忘れてしまったが650円だったかな「中華料理 やまだ」のレバニラ炒めは。どうして衝撃を受けたかと言うとレバニラ炒めなのにニラがほとんど入っていなかったのだ。しかもレバも野菜も炒めたと言うより急激に温めただけといった味わい。ここで味のことをとやかく言っても始まらないが、この「やまだ」は今を去ること30年以上前に来たことのある同じ場所にあった中華料理の店そのものだろうか?
 それは忘れもしない2年生のとき授業を終えて坂道を駅に向かう。途中で仲間と待ち合わせをしていた喫茶店でコーヒーと水ばかりを飲んでやたらに腹が減って入ったのが、まさに丸善裏角の中華料理店だったのだ。注文したのがタンメンであったか野菜炒めであったか忘れたが、空腹感を忘れる味わいであった。
 当然、我ら仲間で以後この店に入ったというものは皆無なのである。だいたい我々がちょっと贅沢をするとしたら生協脇にあったラーメンの「ぴか一(文字を思い出せない)」「キッチンカロリー」などであり、普段は生協のカレーかうどんを食べるのが関の山であった。そんなときに思い切って入ったのがこの角の店なのだ。
 でも歳をとってある程度余裕が出来てもニラの入っていない「レバニラ炒め」はイヤだな。

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 先々週、都内某所で酒を飲んでいた。かなり酔っぱらって、しかもどんどん小腹がすいてくる。そして大腹がすくのに時間はかからなかったのだ。
「なにかお茶漬けとか、お握り(東京ではおむすびだけどボクは四国なので関係ないのだ)とかないの」
 と聞くと、
「ご飯がなくなっちゃったからね。うどんがあるから焼きうどんを作ろうか?」
 と言うことでお願いしたら、まったく予想外であったのだ。酔っぱらっていたからだろう。関東では「しょうゆ味」なんだぞ、という意識が消えていたんだろう。目の前に来たものを見てがっかり。食欲も失せたのである。
 あまりに残念であったので「焼きうどん」は子供の頃から「ソース味」でなければ食べる気になれない、と、今回、懐かしい「ソース味の焼きうどん」を作る。本来は加賀屋のお好み焼きソースで作りたいのだが切らしていて、今回は「イカリソース」。ビックリしたのはイカリソースはブルドッグに買い取られていたのだ。新聞などでは読んで知っていたのだが、今回ホームページを閲覧して改めて驚く。
 まず、魚肉ソーセージか竹輪、キャベツを炒める。そこに熱湯でほぐしたうどんを入れてよく炒める。そのうどんなどをフライパンに隅っこに寄せて、あいたところにソースを入れる。ここである程度ソース自体に熱を通してからうどんと絡めるのだ(これは絶対に守らなければならない鉄則。ソースを具やうどんに直接かけるとまずい)。
 これでビールを飲むのが、なんとも秋らしい味わいなのだ。できればコショウはわっせわっせと振ってほしい。

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寿美屋のゆでうどんはうまい

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寿美屋
http://www.sumiya-men.com/

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