ドクターペッパーだけはダメなのだ

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 市場にはときどき場違いなものを売っているときがある。まああまり売れなくて吹きだまってきたものもあるだろうし、また地味だが永遠と売れているもの。隠れたベストセラーというのもある。でもこれはないだろう? とビックリしたのがビンからペットに変身したコカ・コーラのドクターペッパーである。
 初めてお目にかかったのは上京してからだから1975年以降のこと。どうも西日本には売っていなくて東京と沖縄だけで売られてたらしい。同じクラスになぜかこればっかり飲むヤツがいたのだ。驚いたことに、その当時、お茶の水界隈にこれが売られていた。ソヤツ、「煙草をのむならゴロワーズ、炭酸ならドクターペッパー」なんて気取ったことを言っていたな。言っていることと外見がコイツくらい釣り合わないのも珍しい。つられて買っては見たものの一口飲んで持てあましてしまった。耐えられないのはサクランボのような、でも気持ち悪い香りである。
 そのドクターペッパーを30年振りに飲んだのだが、やはりこの香り、風味だけはダメなのだ。

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コメント(5)

沖縄だけで売られている「ルートビア」はどうですか?w

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SMさん、聞いたことがありますが、出合っていませんね。どんなもんなんでしょうね。

飲んだ人のほぼ100パーセントがこう言いますw

「これ、サロンパスやんか!!w」

どーも。じつはワタクシ、このドクターペッパーを初めて日本で売り出すときのキャンペーンを全部やりました。1970年代中ごろです。最初、試飲させられたときに、ウゲェッこんなもの売れねえよと思いましたが、シゴトですからね。やはりダメで撤退、クライアントの担当者は左遷。そしてしばらくして、ボトリング販売をコカコーラで復活。

それはそうと、千住の「美冨士」の話、おもしろいですね。みなそれぞれ「残したい度」とか、いろいろな尺度を持ってみると、楽しそう。

長くなりました。すみません。ではでは。

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エンテツさん、「大衆食堂の研究」には少々影響受けてます。なんだかとりとめがなく読んでしまったんですが、ポツんと気になるところが出てきてそこを読み直すというのを続けています。「残したい度」というのは完全にエンテツさんの真似です。
それにしてもドクターペッパーを1970年に売り出しているというのは知りませんでした。そのころまだボクは四国で中2。万博に行ったりした年です。
でもドクターペッパーが今に残っていることが不思議ですね。あの味で。

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このページは、管理人が2006年9月 7日 12:53に書いたブログ記事です。

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