大月は山国らしいこぢんまりした懐かしい雰囲気の町だ。その一角に「スーパー公正屋」を見つけて入ってみた。これは明らかに地元系のスーパーである。山梨の地卵を売っているのもありがたいし、また生鮮品の品揃えもがんばっている。
そこに見つけたのが地納豆の「富士納豆」。このパッケージが素晴らしい。正面に富士山、手前に川が流れて橋が架かる。この川はなんだろね、また手前には満開の桜。この絵柄を見るだけでも千金の値あり。
納豆も突出した味わいではないが「大月」の地納豆としてはいい味わいだ。ワシは大好きだぞ、「富士納豆」。
我が記事に対して「P」さんから以下の情報を頂きました。
「大月ICのすぐ近くにある藍屋の隣にわらぶき屋根の大きな民家(重要文化財)の建物があるんですが、そこが製造元です。本陣跡で、明治天皇もここに泊まったそうです。その記念碑の隣にある記念碑は『瓔珞みがく』(ようらくみがく)の歌碑です。これは先々代の社長置塩奇(おしおくすし)氏が「少年よ大志を抱け」のクラークで有名な北海道大学OBで北大の有名な寮歌「瓔珞みがく」を作ったこと記念して建てられました。これはレプリカで本物は札幌の北大植物園内にあります。置塩氏は長く日本納豆協会の会長をしておられたそうです。富士納豆。大粒で大豆の味を楽しめますね。私も大好きです。」
富士納豆製造所 山梨県大月市大月町花咲93
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墨田区大平、大平納豆「たべごろ とっても小粒」 後の記事 »
東京都台東区三ノ輪橋「峠のそば」