岩手銀河プラザにあったその名も「盛岡納豆」。まあ名前も地納豆らしくて魅力的だが、そのパッケージにある文字に惹かれる。
「大正10年盛岡高等農林教授村松博士指導 日本初 工業化第1号納豆」とある。盛岡高等農林とは彼の宮沢賢治の母校ではないか? またここにある「工業化」という文字が面白い。今時は手作りを売り物にするのはあるが、「大正時代」というのと「工業化」という文字でより素朴に感じるから不思議だな。
納豆としてはタレなしの庶民的なものである。味わいもそれほどに傑出しているようには思えない。でもこの岩手山とも思える山、そして擬宝珠の橋という古風な絵柄とで地納豆としての魅力大。
丸勘商店 岩手県八幡平市松尾寄木12-1-25
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