忙しくて、なかなか食べ物を買いに行けない。あるものだけでの朝ご飯。
主菜はロウニンアジのみそ汁〈昆布を少々入れて、水から煮出して、酒を加えてみそを溶く。薬味はコーレーグス〉、市販のサラダ、三重県産「あらめ」の炒め煮〈標準和名のサガラメ〉、こんことご飯。
忙しくて、なかなか食べ物を買いに行けない。あるものだけでの朝ご飯。
主菜はロウニンアジのみそ汁〈昆布を少々入れて、水から煮出して、酒を加えてみそを溶く。薬味はコーレーグス〉、市販のサラダ、三重県産「あらめ」の炒め煮〈標準和名のサガラメ〉、こんことご飯。
あまりにも慌ただしい朝だったので、いちばん簡単な料理を作る。
「聞き書 奈良の食事」、「奈良の郷土料理」、そして京都などで雑炊(orおじや)を「み」もしくは「おみ」という。
我が徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町)ではいろんなものに「さん」をつける習慣があるので「おみーさん」と言う。
我がふるさとではみそ味であったが、しょうゆ味のものもあるだろう。だし用の煮干し以外は精進で、具は里芋、大根、どじょういんげん。ほっとする味なんだよね。
日曜日はあまりにも忙しすぎた。お昼は簡単に。
メインは徳島県の郷土料理「炊きこみ」〈はまち(ブリの若魚)を生じょうゆに半時間くらいつけ込んで炊きたてのご飯に混ぜ込み、蒸らしたもの。炊き込みご飯よりもうまい。絶品だ〉。
ゆで卵入りのお吸い物〈徳島県美馬郡美馬町(現美馬市)の同級生(だれだったのか忘れた)の家で食べたことがある。でも本当にこれ美馬町で作っていたのだろうか。思い出して作る〉、こんこ(たくわん)。
『聞き書 徳島の食事』に「炊きこみ」は阿南市周辺で作られていて、お吸い物とこんこがつきものだとある。
石川県で作られたウルメイワシのぬか漬がとてもうまい。熟成された味がたまらない。これをアンチョビーのようにしてスパゲッティを作った。
これが予想違わず実にいい味であった。これアンチョビーよりもうまいかも知れない。
あまり食料品の買い置きが少ないので、保存食を中心に。
島根県浜田市佐々木商店の酢いか〈国産スルメイカをつかった上物〉、
石川県白山市安新の「ぬか漬いわし」〈鳥取県産ウルメイワシを使ったもの。ウルメイワシでも作るんだなという発見がある〉、
煮干しだしで作った具だくさんみそ汁〈みそは岡谷市の喜多屋雪娘〉、大根下ろし、もどしおこげご飯。デザートは甲州ぶどう。
本日、ケブカイセエビは生、ゆでる、みそ汁にしてみた。とてもうまかったー。
そのゆでとカリフラワーのゆでを盛り合わせた。そして千葉県産わらさ(ブリの若魚)で作ったブリ大根2日目、子供の頃、祖母が作ってくれていた塩味の卵焼き、三重県産あらめ(サガラメ)のみそ汁(岡谷市喜多屋 雪娘)、たくわん、おこげ混じりのご飯。
本日の朝ご飯は午前7時過ぎ。早朝から画像の整理、岐阜・福井でのフィールドワークの整理をしていたので、かなり腹減り状態だった。
献立は、もちぶたのソテー、なすと万願寺唐辛子の炒め物、こげこげ卵焼き〈焦がした卵焼きが好き!〉がメインディッシュ。
小皿〈総て昭和の骨董品〉で徳島県和田島のちりめんとすだち、福井県越前市粟田部町『かせや』のもろみ、兵庫県明石市『明石浦漁業協同組合』の焼きのり〈初摘みものなので香りがいい〉。
煮干しだしの煮干しをそのまま具にした具だくさんみそ汁〈煮干しでとったら煮干しはそのままで、これがボクの子供の頃の徳島県貞光町のやり方だった〉。
そしてご飯(解凍したもの。そういえば前回炊飯したときに焦がしてしまったんだよね)。