郷土料理・郷土食品: 2007年3月アーカイブ

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 九州大分には「ゆずこしょう」という名産品がある。これはユズの皮、青唐辛子をすり下ろして、塩をくわえて混ぜて発酵させたもの。これを刺身や湯豆腐のときにちょっとつけると素晴らしい香りと辛みが楽しめていいのである。
 今回のものはユズの替わりにカボスを使ったもの。ユズの香りは強く、やや甘ったるい。それに比べてカボスは香りに甘さがなく、より青味を感じるのである。ボクはユズを使ったものよりも、どうやらカボスの方が好きらしい。
 ときどき富士吉田を無駄歩きするようになって、当然食べるのは“うどん”となる。釜揚げあり、ふつうのかけありで吉田のうどんは多彩なのだけれど、必ず添えられるのが唐辛子みそ、もしくは山椒みそである。これいいなと思っても買ってこれるわけでもなく、あれこれ思案していたときに見つけたのが「釜揚げうどんをかぼすこしょうで」というもの。これがなんともうまいのである。我が家ではカツオ節をきかせた汁を作るのだが、それが無用というほどに充分旨味がある。

大分みどり農業協同組合
http://www.ja-oitamidori.jp/index.html
八王子綜合卸売センター「伸優」
http://www.shinyuu-ok.com/

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