納豆図鑑: 2006年8月アーカイブ
福島県の国道沿いのスーパーで見つけたもの。非常に廉価なもので、明らかに白河市周辺でのみ見られる「地納豆」と思われる。それが証拠に非常に簡単な文字配列、色合いの田舎臭いパッケージで、これは他の地域からきたものには好感が持てる。
これはボクが勝手にやっていることだが地方に旅すると必ず「地納豆」を探す。そして「地納豆」があるという町や村は、たぶん見所のあるところだと思う。すなわち「地納豆」はその町の文化度の指標である(これは西日本を除く)。
タレ辛子つきで味わいは値段からしても平凡なもの。でもしっかり納豆の味わいが感じられて、一日だけ我が家の朝食の主役となった。
伊東食品 福島県白河市表郷金山百目木19
http://itousyokuhin.co.jp/top.htm
まあ、「下仁田納豆」というのは納豆界では有名な存在であるようだ。それが証拠にデパートなどでたびたびお目にかかる。それほどこれ見よがしにあると、手が遠のくのがボクの気性。
でも食べたらうまかったのだ。これはデパートのバイヤーがわざわざ納入しているのだから当たり前だろうか? 豆の味わいがとてもいいし、甘味がある。タレも辛子もなかったっはずだけど、ボクはあまり添付の辛子もタレも使わないので忘れてしまった。
そう言えば群馬にはいい納豆が目白押しである。この群馬でも抜きいん出ているんだろう。